企業の変革の進めかた 3
その方向へのリードが行われることによって、現れた問題を中心にした仕事の研究がなされ、部分的な事だけではなく、全体の仕組みやそのポイントを、その人たちなりに発見し、共有していくことになります。
・・・こうなると、改善は実に容易に、かつ自ずと進んでいくものです。
このプロセスにおいて、意図せずとも、全員の状況の共有化はぐんぐんと進んでいきます。
同時に、あまりにも重要なことは、自分たちで問題や仕組みを発見したことによって、その人びとに、それを何とかしたいという、思いが生まれてくるということです。
・・・こうなると、対応への全員の意見の一致、あるいは意思決定は実に早く、かつ、それを実行するエネルギーが出てきます。
そしていつの間にか、理屈や見た目だけではない、その人たちが有効に使いうるシステムが出来上がってしまうのです。
そして最後に、競争は競争でも、結果だけのそれではなく、途中のプロセス、とりわけ仕事の仕組みの研究プロセスに重点がおかれている、ということです。